私たち、大阪交通災害遺族会にとって大切で意味深い事業のひとつ「第41回交通事故物故者合同慰霊祭ならびに感謝状贈呈式」を５月１９日（土）に、大阪社会福祉指導センター５階ホール（大阪市中央区）において厳かに執り行いました。
　ご来賓ならびに交通事故物故者遺族・遺児・関係者、約１８０名が参列し定刻の午後２時、当会理事長の挨拶で始まり、続いて大阪府知事・大阪市長・大阪府社会福祉協議会会長の皆様方よりお言葉を賜わった後、感謝状贈呈式へと移りました。遺族・遺児に対し温かいご支援をいただいた多くの企業・団体・個人の皆様に心より感謝の気持ちを表すべく感謝状を贈りました。
　続く「交通事故物故者合同慰霊祭」では、蘭の花で飾られた祭壇に交通事故物故者の御霊が奉安され、参列者全員が白菊を献じ、御霊となった肉親の冥福を心より祈り、今年の慰霊祭は滞りなく閉会しました。

	当会理事長より挨拶
感謝状贈呈式 　　　当遺族会に多大なるご支援を賜った 　　　企業・団体３２、個人３名の皆様へ 　　　感謝状を贈呈しました
	交通事故物故者合同慰霊祭 　　　　舞台上の緞帳が開かれ花々で飾られた 　　　　祭壇が現れ、慰霊祭の開式
御霊が静かに運ばれ、理事長の手により 　　祭壇へ奉安されます
	参列者全員で黙祷を捧げました
祭文を奉唱
	『遺児の訴え』 小学１年生の時に、最愛の母親を交通事故で 亡くした遺児（高校２年生）が 「交通事故によって、私たち被害者家族は一生 続く苦しみを背負いました。 だから自動車を運転する人は、交通ルールを 守り、事故をおこさないでください。」 と涙ながらに訴えました
参列者全員が白菊による献花を行い 　　交通事故の犠牲になったそれぞれの 　　肉親の御霊のご冥福を祈りました。 　　その後、御霊が退場し慰霊祭は滞り 　　なく閉式となりました